食材

日本は東西南北、様々な食材と発酵文化が発展してきました。個性豊かな伝統野菜も各地で栽培。それらを守り続ける生産者の方々が提供する食材の味わいを大切に、できるだけ調理しすぎないことを心がけています。

• 池田秋夫さんのお米（山形）

  鳥海山のミネラル豊富な水と平野の日照時間の恩恵を受けた稲を天日干しにした、旨味が凝縮したおいしいお米です。

• 那須ファームの卵（熊本）

  有機栽培の米を食べた健康で幸せな鶏から「八十八卵」が誕生しました。休耕田を活用し、地球環境の保護にも取り組んでいます。

• 山利の釜揚げしらす（和歌山）

  創業160年、和歌山・加太沖のしらす屋。「しらすの都合」に合わせて作られる良質なしらすは、無添加で脂ののったおいしさです。

• オーガニック野菜の糠漬け

  全国の契約農家から直送される有機栽培の「おいしい野菜」「力のある野菜」を厳選して使用。風の丘ファーム（埼玉県）、近藤ファーム（三重県）、やさいや土の子（京都府・伊根町）、佐藤春樹さんの伝統野菜（山形県）など、季節に合わせた野菜を取り入れています。

出汁

選りすぐりの昆布、煮干し、鰹節で丁寧にとった「食堂コマニの出汁」は、豊かな風味と上質な味わい。そのまま飲んでもおいしい味で、食堂から広がる幸せな暮らしの土台となる「食堂コマニの出汁」が誕生しました。

• 奥井海生堂の昆布（福井）

  明治から続く老舗昆布屋。１～２年寝かせた昆布は磯臭さが取り除かれて、旨味が増します。香り立ちにすぐれた上品な味わいの出汁がとれるのが特徴です。

  柿太水産の煮干し（富山）

  100年の歴史と真面目な姿勢による丁寧な仕事から生まれる煮干しは、ワタや頭がついたままでも、すっきりとした旨味の強い出汁が取れます。

  秋山商店の鰹節（東京）

  大正5年創業の築地の鰹節屋。品質の良い鰹節を朝削りし、即配達。荒削りや糸削りなど様々な種類があり、料理に合わせて選べます。

調味料

素材本来の味、自然の味を大切にしながら、本物のおいしさを味わってほしい。そんなこだわりから「食堂コマニ」では、添加物、旨味調味料を含まない無添加の調味料を厳選。毎日ちいさなお子さんが食べても安心な食事を提供しています。

• 塩や勝じの花塩（山形）

  山形県沖の海水から作られた「花塩」は、海水を煮詰めたときに最も早く結晶になって浮き上がった部分をパックしたもの。食堂コマニではおむすびに使用し、塩結びだけでも驚くほど味わいがあります。

• 羽場麹店の味噌（秋田）

  発酵と暮らしが密着している横手市の麹屋。大正７年創業の石室での麹づくりは今も変わりません。麹が生み出す味噌の旨味と甘み、そのおいしさに驚きます。

• 飯尾醸造の酢（京都）

  明治26年創業。日本一の酢を目指して命名した「富士酢」は、古式の「静置発酵」で手間ひまかけて作られ、アミノ酸が豊富。まろやかで柔らかな口あたりです。

  かめびし屋の醤油（香川）

  宝暦3年創業、日本唯一の「むしろ麹法」を守り続けいている蔵元。間違いない原料とじっくり時間をかけた製造で、醤油の旨味と深みが生まれます。

  堀河屋野村の醤油（和歌山）

  元禄元年創業。社長自らおいしいと認めた原料を手作業で麹づくりを行い、代々受け継がれた製法で手間ひまを惜しまず醤油を作り続けています。

  白扇酒造の本みりん（岐阜）

  白扇のみりんの決め手は、麹づくりと仕込みの手間と時間。素材はすべて国産で、江戸時代からの製法で作られ、そのまま飲んでも美味しいみりんです。